ドゴール胸像にペンキ

ドゴール胸像にペンキ、「奴隷制支持者」と落書きも フランス
2020年6月16日 12時19分  AFPBB News
【AFP=時事】フランス北部にある第2次世界大戦(World War II)の英雄シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)の胸像が、落書きの被害を受けた。地元当局が15日、明らかにした。右派の政治家からは怒りの声が上がっている。

 ベルギーとの国境の近くに位置するオーモン(Hautmont)にあるこの胸像には、明るいオレンジ色のペンキがかけられ、台座の後ろには「奴隷制支持者」と書かれていた。

 米国で黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官の拘束下で死亡した事件を機に、世界中で人種差別に抗議するデモが広がっているが、各地で歴史上の人物の銅像が倒されたり撤去されたりしている。

 エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は14日、同国の歴史の「形跡」を抹消しない意向を示し、歴史上の人物の像を撤去しない方針を明らかにした。

 ドゴールは亡命中にナチス・ドイツ(Nazi)の占領への抵抗を呼びかけ、1958年に大統領に就任。フランスでは国民的英雄と見なされている。奴隷制度はフランス全土で1848年に廃止された。

 ブリュノ・ルメール(Bruno Le Maire)経済・財務相はドゴール胸像への落書き行為について、「フランスの歴史を否定するもので、わが国と国民の尊厳を常に守ったこの人物の尊厳に対する侮辱だ」とツイッターTwitter)で非難した。

 オーモンのジョエル・ウィルモット(Joel Wilmotte)市長はAFPの取材で、胸像のペンキはすでに落とされたと述べ、「恥ずべき」行為を非難した。
https://news.livedoor.com/article/detail/18423868/


Anger in France as bust of Charles de Gaulle is covered in paint and defaced with the word 'slaver'
PUBLISHED: 21:57 BST, 15 June 2020 | UPDATED: 08:58 BST, 16 June 2020
https://www.dailymail.co.uk/news/article-8424045/Anger-France-bust-Charles-Gaulle-covered-paint-defaced-word-slaver.html

 


ドゴールは奴隷制を支持したことはない。
ナチスドイツに対してロンドンからレジスタンスを指揮。
フランス内には多くのレジスタンスがおりドイツ軍将校を暗殺、連合軍上陸に貢献した。

アルジェリア独立ではアルジェリアのフランス人独立反対派を逮捕。
これはドゴール暗殺をもくろんだともいわれる。
英明な将軍でありアルジェリア独立を推進。