朝鮮戦争勃発70年

朝鮮戦争勃発70年]まだ終わらぬ戦争 容易ではない「平和への道」
2020.06.25 06:00  聯合通信
―【ソウル聯合ニュース】今年で朝鮮戦争勃発70年と休戦67年を迎えるが、朝鮮半島では依然「銃声のない戦争」が続いている。
 韓国と北朝鮮は「対決の時代」を終え、南北共同声明(1972年)、南北基本合意書(1991年)、南北共同宣言(2000年)、南北首脳宣言(2007年)、板門店宣言(2018年)、平壌共同宣言(同)と幾度となく反戦の機会を設けたが、これらの永続性が保障されず平和への道のりは依然遠くみえる。

 朝鮮戦争当事国の韓国と北朝鮮、米国、中国の指導者が終戦と戦争のない朝鮮半島を宣言する「終戦宣言」という壮大な目標への第一歩は踏み出すこともできずにいる。

 特に南北の軍当局間で合意した文書のうち実効性がある「安全装置」と評価されている板門店宣言履行のための軍事分野合意書(2018年)を通じ武力衝突の火種を取り除こうとした努力も、今月17日に北朝鮮朝鮮人民軍総参謀部が同合意書の事実上の破棄を予告したため、水の泡となってしまう危機を迎えている。

 北朝鮮軍は開城工業地区金剛山観光地区に軍部隊を、軍事分野合意書に基づき撤去した非武装地帯(DMZ)の監視所に兵力をそれぞれ再配備し、境界地域で軍事訓練を再開すると予告。和解・協力の象徴である開城の南北共同連絡事務所の爆破に続き、同合意書の無力化に向けた措置を示唆した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200623002000882

 

 

南北はいつでも戦争を開始できる。
これから始まるといっても否定できない。
双方は斬首部隊を送って犠牲の少ない作戦を検討する。